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ピリ辛留学レポート
5月21日
私のホストファザーはカフェのオーナーです。ホームステイが始まって間もない頃、休日にカフェに連れて行ってくれました。その時の雰囲気がとてもよかったのと、もともと語学学校が終了した後の予定が決まっていなかったので、ホストファザーにワークエクスペリエンスをお願いしてみました。
初日は、机と椅子の掃除や、ドリンクや食事を運ぶことを行いました。日本の喫茶店でウエイトレスの経験があったため、何とかなるかなと思っていましたが、言葉の壁に直面しました。語学学校を10週間終えて、外国の友達とも意思疎通ができるようになり、それなりに自信がついていたのですが、お客さんの言っていることがわからないのです。そんなに長くない文章なのに・・・。それまで語学学校や家の中で、「日本人の留学生」として話しかけられていたのが、カフェでは「一人のスタッフ」として話しかけられたのです。早くて、学校では習わなかった英語。いわゆるピリ辛留学でよく言う「外の英語」を実感した瞬間でした。
また、語学学校では先生がトピックを与えてくれたり、リスニングに集中したりすることができるけれども、働いている中では、仕事をしながら話したり聞き取ったりしなければなりません。語学学校のように、例文があるわけでも考える時間があるわけでもないし、同時にやらなければいけないこともたくさんあります。でも働くうちに、文法的に完璧でなくても、要点を間違えないように的確に話せるようになったり、考えて口に出すまでの時間が短くなった気がします。
発音もずいぶん困りました。語学学校だと、先生が日本人的なアクセントでも推測して分かってくれますが、スタッフやお客さんには通じない言葉がいっぱいありました。「ラテ」ひとつ通じなかったことも・・・。でも他のスタッフやお客さんの言っているのを真似するようにして、カフェで働き始めて2ヵ月後に、語学学校の友達に会ったら、「発音がよくなってるね」と言われたのは嬉しかったです。
他のスタッフはNZ人を始め、ヨーロッパ・中東・南米などいろんな国の人がいます。休憩時間は会話のチャンスですが、彼らにとってはリラックスの時間。また、同じ国のスタッフ同士だと母国語で話しているので、最初は会話に全く入れませんでした。そのため、まずは仕事のことを覚えて、暇があったら、しゃべるのではなく掃除をして、彼らに「kyokoはよく働くねー」と言われるくらい認めてもらうようにしました。そのせいか(?!)、途中からお給料ももらえるようになりました。今は、暇な時はいろんな話をすることもありますし、ジョークを言い合ったりもできるようになりました。また常連のお客さんには、顔を覚えてもらい、「Oh!Japanese girl!How are you?」などと話しかけてもらったり、世間話をすることもあります。
でもまだまだ分からない言葉はたくさんあります。語学学校以上に生活に密着した英語を、これからも吸収していきたいと思います。
<スタッフより> 「ワークエクスペリエンスでも良い」という気持ちで始めたカフェの仕事、テキパキ働くKyokoさんの頑張りで、いまとなってはカフェからも頼りにされている存在になりましたね。カフェおなじみの黒いシャツにパンツ、そしてエプロンスタイルがかっこいい! |