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ピリ辛留学レポート
9月17日
ピリ辛留学STEP2が終了して(語学学校を卒業して)、1ヶ月以上たったころ、ようやくカフェでのフルタイムでの仕事が決まりました。
実際に面接にいったときは正直、ボスの言ってることもほとんど理解できなかったし、行っていきなりボスの目の前で、6、7枚にわたる書類を書かされたときも、辞書を使うわけにもいかないし、かといって間違えるわけにもいかないし、本当に勘を頼りに書いたって感じでした。
書き終わると『Can you make coffee?』と聞かれて、『YES!!』とこたえると、『Flat White』と『Long Black』を作ってといわれて、語学学校の「バリスタ養成コース」で習ったのが3ヶ月以上も前だったので、一生懸命思い出しながらようよう作ったのを覚えています。
とりあえずOKが出て、『いつから来れる?』と聞かれ、『今日からでも働けます!』って言ったら『じゃぁ明日から』ということになり、早速ピリ辛のオフィスに報告に行きました。小松さんにもTakakoさんにも『バリスタのコースとっててホントよかったね〜』『これとってなかったら、まだ今のYoshikoさんの英語力では100%英語環境のカフェは難しかったと思うよ』と散々言われました^^;
オークランド大学の中にあるカフェと言うこともあって、学生は多いし、みんなとってもFriendlyです。初日から気のいいおっちゃんが『Hi!ダーリン、Two Flat White, please.』と笑顔で注文してくれて、作り終わって出すときも、『Lovely』とか『That’s great!』と言ってくれるし、日本みたいにただ『Thank you.』で終わらないところがいいなぁと思いました。こんな一言ですごくハッピーになれるし、気分良く仕事ができるので、日本もチョット見習ったらいいのに・・・とも思いました。
カフェでの仕事もすべて順調というわけでもなく、お客さんにバニララテを注文されたとき、『バニラ・ラテ〜、Have here〜』 と言ってもだれも取りに来ず、2・3回声をかけてみると、まだ10人以上並んでるお客さん達がザワザワしてきました。
どうやら誰が“バナナラテ”なんて頼んだの?といってるみたいなんです。Vの発音がだめなのかなとおもってVに注意して発音してみてもダメで、ある一人のお客さんが『もしかして私のVanila Latte?』と来てくれてそこでVの発音ではなく、アクセントの位置が悪いんだということに気がつきました。Vanilaのアクセントは「i」におかないといけないのに、「Va」においていたから通じなかったのです。フラットメイトいわく、日本人はアクセントがなく、フラットで話すので、通じにくいんだそうです。逆にインド人は発音ができていなくても、アクセントができているので、インド人の英語は通じやすいそうです。
会計の時にもコーヒー一杯「3ドル30セント」なので”『Three Thirty』というと4人に1回は聞きなおされるという始末。オフィスに帰って報告すると「th」の発音ができてないよ。って言われて、「th」かぁと思いつつ、家に帰って、フラットメイトにその話をすると、『今の“thirty”って“forty”に聞こえたよ』って言われて、メッチャショックでした。キウイ(NZ人)にはともかく日本人相手に「thirty」が「forty」にきこえるなんて・・・。
「R」の発音もできてないし、発音記号で「e」のさかさまのの発音もおかしいとその日結局、約3時間くらい「three thirty」の練習に付き合ってもらいました。今も完璧にできてはないけど、なるべくそのときの練習した発音を気にかけて発音するようにしています。
普段はコーヒーを作るのがメインですが、時にはサンドイッチを作るのを手伝ったり、フードの仕込を手伝ったりします。サンドイッチは日本の“SUBWAY”方式で、お客様が選んだ具材をのせていくので、お客様が何を頼んだのか聞き取れ、それがどれなのかもわからないといけないので、最初はサンドイッチ担当の人から6種類のソースの名前を聞くところから始まりました。
「マスタード」「ホールグレイン・マスタード」「マヨネーズ」「バター」はわかるのですが、「マンゴーチャトネ」と「ピカリリー」は『なにこれ?』って感じでした。特にピカリリーは酸味のあるカレーみたいなもので、それだけで具の一品になるくらいのものです。野菜も、「beetroot」という赤カブの名前も「ビールー」としか聞こえなかったり、「alfalfa」というカイワレ大根のミニチュア版のような野菜も「アーファファ」としか聞こえず、スペルを教えてもらって早速辞書で調べたりと一杯勉強になることがありました。
人によってピクルスのことを「girkin」いったりカプリカのことを「red pepper」とか「capsicum」というので、そのつど 『え?何?』って思うことが多く、毎日新しい発見をしています。
カフェでの仕事ははじめはせっかくNZでバリスタの資格を取ったんだし、カフェで働けたらいいなっていう安易な気持ちだったけど、実際働いてみていろんな現地のお客さんに会って話をしたり、スタッフと話すことで、英語に触れることはもちろんNZの文化やNZ人の気質や人柄に触れることもできて、NZで働いてるんだって実感しています。
一緒に働いているもう一人のバリスタはとても日本語に興味があって、たまに日本語を教える代わりに英語を教えてもらっていますが、その時間も私にとって、楽しいひとときです。初めは「FLAT White」と「FILTER Coffee」の聞き間違えや、「TRIM Latte」と「TWO Latte」 の聞き間違えで戸惑ったりしていたけど、フレンドリーなお客さんやカフェのスタッフ、ピリ辛のスタッフの方や仲間に支えられながら、今働き始めて約2ヶ月が経ち、だいぶ慣れ、英語にも慣れてきました。
今となっては英語がわからないにもかかわらず、英語環境での仕事にこだわってみて本当によかったなと思います。そして、今よりももっと英語が話せない状態だった自分を雇ってくれたボスには本当に感謝しています。
Yoshiko.S
<スタッフより> 少し前になりますが、一緒に「VANILA」や「TH」の発音練習しましたね。懐かしいです。 今ではもうすっかり慣れているんじゃないでしょうか。Yoshikoさんが失敗談をいつも面白おかしく話してくれていましたので、スタッフ一同楽しみにしていたんですよ^^。 Yoshikoさんのように、強い信念で自分の目標にこだわれば(今回は英語環境の仕事ということでした)、必ず自分の思った方向に進めるのだ、ということを実践で示してくれたように思います。今後もピリ辛生の先輩として、みなさんをひっぱっていってください!! |